fc2ブログ
 

日々精進

鉄の歴史館内部2

こんにちは!
今回も鉄の歴史館の内部の写真を出します。
2010_0429_133619-P4290085.jpg
近代製鉄の父 大島高任(おおしま たかとう)
文政9年(1826)5月11日、南部藩の侍医・周意の嫡子として盛岡に生まれました。
2010_0429_133637-P4290087.jpg
17歳から江戸や長崎に出て蘭学を修めるとともに西洋の兵法・砲術を体得し、採鉱・冶金術等の学技を修めました。その後、水戸藩の徳川斉昭のもとで那珂湊に反射炉を築造、大砲鋳造に成功したものの、従来の砂鉄銑を原料としていては性能の優れた西洋の大砲には太刀打ちできませんでした。
2010_0429_133346-P4290077.jpg
そこで鉄鉱石による良質銑が必要となりました。高任は、南部藩大橋に洋式高炉を建設し、安政4年12月1日(1858.1.15)わが国で初めてこの鉄鉱石精錬による出銑操業に成功をおさめました。
2010_0429_133406-P4290079.jpg
このほか橋野・佐比内・栗林・砂小渡にも高任の指導で10座の高炉が築かれました。
2010_0429_133439-P4290080.jpg
その後帰藩して、蘭学・医学・物理・化学・兵術・砲術を学ぶ日進堂(生徒に新渡戸稲造、田中館愛橘らがいる)を創設しました。
2010_0429_133506-P4290082.jpg
さらに火薬による採掘法、他鉱山の技術指導・経営などに参画しました。
また、わが国初めて坑師学校(専門学校)や工学寮(現東大工学部)の設置を進言して創設に携わりました。そのほか、ワインの国産醸造の先駆など、その活躍は多方面にわたりました。
2010_0429_133714-P4290089.jpg
昔の人はなんでもやったんですね!とっても忙しそう?!
皆さんも訪ねてみてください!
鉄の歴史館のメイン記事  内部1  内部2  内部3




スポンサーサイト



コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック